2022年6月10日 | Updates
近くの公園で紫陽花がおしげもなく咲いていて、ついついスマホのカメラを向けてしまう。まず実物を見て「わぁいいわぁ」って思って撮って、そのあと画面のライブラリーで「きれいだわぁ」って二度味わう。通りすがりの老若男女も外国人も、示しを合わせたかのように同じようにそうしてる。しかも紫陽花は、曇天でも快晴でも、もちろんしっとり雨の日でも、それぞれにぴったりの表情をしているというか自然となじんでしまうところがまたいい(別の花だとそうはいかない)。...
2022年5月17日 | Updates
Photo: Nathan Dumlao アメリカはよく弱者に厳しい社会と言われる。その象徴としてまっさきに挙げられるのが国民保険の不在なのだが、私は正直アメリカがなぜ国民保険をもたないのか、肌感として長いあいだ訳が分からなかった。...
2022年2月8日 | Updates
Photo: Lesly Juarez 歯医クリニックで治療を終え、久しぶりに歯のホワイトニングをおこなった。前回はじめてやったのが2年前だったので、詳細はすっかり忘れていたのだが、用が済み、自宅に戻り、痛み止めの効果が落ちたとき、それがどんなものか突如として思い出した。...
2022年1月20日 | Updates
誕生日がきて、また1つ歳をとった。母のお腹からストーンと出てきて、もうこんなに月日が流れたんだと思う。長いような、短いような。ひとつひとつの思い出を取り出すと、ずいぶん前のようでいて、ときどき妙に生々しい。年を追うごとに、時間が過ぎる感覚がよくわからなくなっていく。いわゆる脳科学的には、歳を取れば取るほど時間がより速く過ぎるように「感じる」そうで、それを聞くと老年ってどんなになっちゃうんだろうと、そら恐ろしい。毎年思うけど、自分が何年生きたという感覚はあやふやで、多分これからもピンとくることはなく、気づけば歳の数が増えていき、かといっ...
2021年1月4日 | Updates
ひさびさにラジオをつけたら、英国カンタベリー大司教と首席ラビによる喪失の悲しみについての対話をやっていて、思わず聴き入ってしまった。...
2020年10月19日 | Updates
すでに10月も下旬に入った。気づけばこのまま、あっという間に年末になりそうだ。 今年はコロナ禍による休校で、子どもたちが暇になったのをきっかけに、地元信州の山によく登った年となった。多いときで週3回、山と言っても超入門向けか、名もない里山だったりするのだが(無名なだけにメンテナンスがまにあわず危険な場合もあったりする)とにかく山に登っていた。...
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