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2年ぶりの更新

2年ぶりの更新

Photo: PICK A POPPY   今年もまた紫陽花のシーズンになって、このすっかり放置されていたブログの存在を思い出しました(笑)。 この2年くらいで子育てもほとんどすることがなくなり、気づけばとても長いあいだ握りしめていた手をそっと離しています。このままどんどん加速的なスピードで手を離していくんだろうな、本当に子どもたちはもう子どもじゃなくて大人だな、と思いながら、子育ての最終ゴールはやっぱり自立だったと身につまされますね。...
紫陽花 紫陽花 紫陽花

紫陽花 紫陽花 紫陽花

近くの公園で紫陽花がおしげもなく咲いていて、ついついスマホのカメラを向けてしまう。まず実物を見て「わぁいいわぁ」って思って撮って、そのあと画面のライブラリーで「きれいだわぁ」って二度味わう。通りすがりの老若男女も外国人も、示しを合わせたかのように同じようにそうしてる。しかも紫陽花は、曇天でも快晴でも、もちろんしっとり雨の日でも、それぞれにぴったりの表情をしているというか自然となじんでしまうところがまたいい(別の花だとそうはいかない)。...
歯のホワイトニングと痛みと美

歯のホワイトニングと痛みと美

Photo: Lesly Juarez 歯医クリニックで治療を終え、久しぶりに歯のホワイトニングをおこなった。前回はじめてやったのが2年前だったので、詳細はすっかり忘れていたのだが、用が済み、自宅に戻り、痛み止めの効果が落ちたとき、それがどんなものか突如として思い出した。...
言いたかったこと

言いたかったこと

誕生日がきて、また1つ歳をとった。母のお腹からストーンと出てきて、もうこんなに月日が流れたんだと思う。長いような、短いような。ひとつひとつの思い出を取り出すと、ずいぶん前のようでいて、ときどき妙に生々しい。年を追うごとに、時間が過ぎる感覚がよくわからなくなっていく。いわゆる脳科学的には、歳を取れば取るほど時間がより速く過ぎるように「感じる」そうで、それを聞くと老年ってどんなになっちゃうんだろうと、そら恐ろしい。毎年思うけど、自分が何年生きたという感覚はあやふやで、多分これからもピンとくることはなく、気づけば歳の数が増えていき、かといっ...
喪失の悲しみと

喪失の悲しみと

ひさびさにラジオをつけたら、英国カンタベリー大司教と首席ラビによる喪失の悲しみについての対話をやっていて、思わず聴き入ってしまった。...